こんにちは、キャロみです。
ここでは「ウッドデッキの基本的な構造」について解説します。
ウッドデッキを作りたいとは思ったものの「基本的な構造は分からないし、失敗するとすぐ使えなくなっちゃうよ・・・」って方は多いのではないでしょうか。
私も最初はウッドデッキを作るのは難しそう...と抵抗はありましたが、構造を理解してからは「DIYしよう!!」って決心がつきました。
ウッドデッキ自体の構造は非常にシンプルで、DIY初心者の方も挑戦しやすい造作物です。
家を建ててウッドデッキが欲しいけど、業者にお願いして作ってもらおうか、それともDIYしてみようか迷っている方は、構造・工法についてしっかり理解した上で検討していみてください!!
ウッドデッキ作りにおいて必要な知識
ウッドデッキは基本的にシンプルな構造で出来上がっています。
重い物を乗せたり・人が乗ったりと荷重がかかることが多い造作物の為、構造をしっかり理解した上でDIYする事で安定性についても向上させることが出来ます。
まずは各部の名称・役割を理解し、全体の作りを把握していきましょう!!

上の写真は実際に私がDIYしたウッドデッキになります。DIY初心者ということもあり、サンドイッチ工法でウッドデッキを作りました。
ウッドデッキの構造は大きく分けて2個ある!!
ウッドデッキの基本的な構造はいくつかありますが、大きく分けて2つになります。
- サンドイッチ工法
- 大引き工法
サンドイッチ工法は水平をとるための修正がしやすい為、初心者向きといえます。
大引き工法は強度に優れているが水平をとるのが少し難しいという特徴があります。
結論から言えば、DIYやり始めたばかりの人は、修正がしやすいサンドイッチ工法がおすすめです。
今回は私も実践したサンドイッチ工法についての構造等について解説していきます。
サンドイッチ工法の構造
サンドイッチ工法とは、その名の通り束柱を根太で挟み込んで土台を作り床板を設置する方法です。
ウッドデッキをDIYされている人は、大体「サンドイッチ工法」を利用しているため、作る際のネット検索時にもヒットしやすく、ノウハウについても書かれていることが多いです。
サンドイッチ工法のメリット
DIYを行うにあたり一番重要になってくるのは、水平がしっかりとれているかということです。
水平が取れていないと、物を置いたときの安定性も欠けるし、荷重が偏ってしまい木材等の劣化を早めてしまう可能性があります。
大引き工法でウッドデッキを作る場合、束柱の高さをすべて合わせて水平をとらなければなりません。束石を設置した時に少しでも斜めになっていると、水平をとるのが困難になります。
サンドイッチ工法では、水平をとるのが簡単に出来るという特徴があります。
作った際にもし斜めになっていたとしても、根太を少し上下に調整すれば水平をとる事が出来ます。また構造も単純な為、簡単に作る事が出来ます。
サンドイッチ工法のデメリット
サンドウィッチ工法のデメリットは、束柱と根太を接合するとき、ビスのみで取り付けになるため荷重に弱くなってしまうという点です。また、根太や根がらみといった固定するための木材が大引き工法と比べて多くなってしまう為、床下の通気性が悪くなり、木材の劣化を早めてしまうという点もデメリットとなります。
ウッドデッキの下にスペースが余っている場合は、根がらみを設置すれば、強度を上げることが出来ます。
「ウッドデッキ下にスペースなんてないよ」って方は、束柱の数を増やし、根太間のピッチを短くすることで、荷重を分散することが出来、根太1本にかかる荷重を少なくすることが出来ます。
ウッドデッキに乗るとしても所詮人間ですので、そこまで大きい荷重はかからない為、厳しい場合は根がらみの設置や根太間のピッチを短くするような対応をとらなくても問題はないと思います。
サンドイッチ工法を選択した場合、通気性が悪くなってしまう事は、仕方がないところもありますが、塗装をしっかり行うことで木材の劣化を予防することが出来ます。
まとめ:ウッドデッキはDIYで簡単に作ることが出来る☆
メリット・デメリットを考慮してもサンドイッチ工法は初心者からすると最強と言えます。
少しの失敗なら簡単に且つ自然な形で修正を行うことが出来、デメリットについても少し工夫すれば対処する事が出来ます。
業者に頼んでウッドデッキを作ってもらう場合、ソフトウッドで作ったとしても金額が結構かかってしまいます。DIYすれば、ハードウッドを使ってウッドデッキを作っても少ない金額で作ることが出来ます。
DIYが初めてという方でも簡単にウッドデッキを作ることが出来る工法となっている為、もし「意外と簡単に作れそう!!」っと感じた方は、DIYに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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